決断力
小学生のころ、将棋の棋士を目指していたことがあります。
本を読みかじって少し強くなり、近所の友達の中では相手がいなくなって
親に頼んで、プロ棋士が経営する道場に連れて行ってもらいました。
そこで、鼻をへし折られ、二度とくっつかないぐらいこてんぱんに負けて
結局、夢は破れたのですが・・・。
以来、何の接点はないにしろ
棋士に抱く畏敬の念は非常に強いものがあります。
今回も書評に惹かれて、天才とよばれる著者の頭の構造を知りたいとおもいました。
読んだ感想は、著者に抱いていた「天才」(常人と違う)というイメージとは正反対で
ワタシたちの仕事や人生観に非常に参考になるなぁというものでした。
白眉は書評でも触れられていた「才能とは云々」の部分です。
(立ち読みでもすぐに見つかる箇所なので、本屋でお確かめください)
努力が才能の一部だといわれると
凡人も言い訳しにくくなりますね。
年の瀬に、いい本が読めました。
- 作者: 羽生善治
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2005/07/08
- メディア: 新書
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